2019年12月、青梅に住み始めて豊かな自然を楽しんでいる。
薄化粧の富士山と関東山地の山々
富士山の頂上付近は薄い雪化粧で周囲をもくもくとした雲をまとっている。
富士山の右は奥多摩の大岳山。
吉見百穴からは、富士山をバックに丹沢山塊、奥多摩、奥武蔵、秩父、そして浅間山までの関東山地がよく見える。連続写真を作成して山座同定を実施した。
街は、東武東上線東松山駅付近(東松山市)、手前の川は荒川の支流の市野川。
立冬
空に拡がる羊雲に見惚れて撮影した。昨日が立冬。急に寒くなった。今朝は4℃。昨日、富士山が冠雪したが、史上最も遅い初冠雪ということだ。木々の紅葉は始まったばかり。きれいに色づくのは一ヶ月先の12月中旬であろう。
夕焼け
盛夏 ー 多摩川の河原(釜の淵公園)
タマムシ - 昨年から虫などの生物が激減している!
ベランダの床にタマムシがいる。独特の金属光沢が美しい。
ところで、我が家のベランダには夏になると色々な小型生物が現れるのに、昨年あたりから激減した。例えば、蚊。蚊取り線香が不要になった。小さな蛾、トビケラ、カゲロウ、テントウムシなどが窓ガラスや網戸に集まっていたのに、この夏は非常に少ない。そういえば、初夏にいつも登ってきていたアマガエルも全く見ていない。
これは異変だ。猛暑など気候変動の影響かもしれない。虫やカエルの次はヒトに影響が出るのではないか。これまで以上に自然を注意深く観察しよう。
ひっくり返した
シクラメンに出現した八重の花!
イソヒヨドリ
積雪
14:30 降り始めて4時間経った
17:00 激しく降り続いている
20:45 小降りになった
雲・川面の光
大岳山から青空に伸びる。スジが重なってつくる模様が美しい。空気が波のように変化してそれに沿って雲も波状になるのだろう。
夕陽に映える。帯と帯の間隔が広がって、その根本は厚みのある塊のように見える。大空のキャンパスでも狭いと言わんばかりの勢いだ。
多摩川の川面で踊る光 ー 見ていると、つぎつぎ主役・脇役が姿を替えて変化していく様が面白い。
彩雲
太陽の左(南)側
太陽(イラスト)
太陽の右(北)側
彩雲は、「瑞兆」つまり、良いことが起こる前触れ、と言われている!楽しみにしていよう。
釜の淵公園の紅葉
巾着田(きんちゃくだ)の曼珠沙華(まんじゅしゃげ=彼岸花)公園・日和田山
日和田山の岩山登山は楽しい
山頂近くの金刀比羅神社から眼下の巾着田を望む。円形の外周の林の中に高麗川が流れ曼珠沙華公園がある。
後方に新武蔵丘ゴルフコース、左手地平線に西武ドーム
ツマグロヒョウモン
恋の乱舞
岩井堂でカモシカと鉢合わせ
鉢合わせしたニホンカモシカ
岩井観音堂からさらに切り立った崖道を登って、人ひとり通るのがやっとという細い岩の道で、ふと見上げるとニホンカモシカが道を塞いでこちらを見ている。目の前数メートル。すれ違うのは無理だろうが、やっと登った鎖場を引き返したくない。ニホンカモシカは穏やかな性格らしく、じっと我が方を観察している。攻撃性は感じられないが、ツノが生えているのでちょっと怖い。慌ててはいけないと呼吸を整えて写真を撮ってから、静かににらめっこして、どいてくれないかと、話しかけたら、直後に写真左の岩の急斜面を駆け降りていった。写真では、優しそうな目をしています。ニホンカモシカって鹿の仲間ではなく牛や羊の仲間だそうだ。
岩井堂の観音像が川で流れて浅草で拾われた、という言い伝えについて、観音像がどのような川を通って浅草にたどり着いたのか気になった。岩井堂は埼玉ー東京の県都境界のわずかに埼玉県側にあり、その真下に流れるのが成木川。現在の河川図(図3)を見ると、成木川に落ちた観音像は、成木川ー入間川ー荒川ー隅田川を通って浅草にたどり着いたように見える。
たなびく雲(秋分の日)
盛夏の河原
青梅花火
満開の桜
紅葉
朝の虹は西の空
5:54 朝の虹 (青梅・釜の淵公園と多摩川、遠方は奥多摩の山々で正面は大岳山)
同じ虹を柳淵橋の公園側から
夕方の虹は東の空
アマガエル
この季節になると地上7階の我が家までアマガエルが現れる。アマガエルは英語のtreefrogと同じ種で、名前の通り高いところを好むようだ。これは鉢の色に合わせてまだらの褐色。夕方、多分同じ個体が建物の反対側にいた。ヒトの生活圏が好きなのだろうか。
10:29 浅底の鉢で水浴中
10:33 壁を登り始めた
16:28 建物の反対側の階段上
多摩川の河原に咲く花
アヤメ
キショウブ(アヤメ科)
ユウゲショウ 夕化粧の意とか
オニタビラコ(鬼田平子)ホトケノザの仲間らしい
ハイノキ科のサワフタギと思われる。日本の木では 珍しく青い実をつけるというので、秋にまた見に来よう。
トビケラ
体長 30mm 体長 12mm
この2匹、トビケラらしい。大きさはだいぶ違うけれど形はよく似ている。ウェブサイトには、トビケラを専門に扱うページも多くちょっとびっくり。
京都府のトビケラ トビケラ入門 トビケラのページ
これらのページの主役は幼虫で、成虫の
写真が少なく、我が家に来る2匹の詳しい種名はわからなかった。
水質がきれいな河川に住む水中生物で、種類が多く、 日本で1000種、世界で14000種が知られていて新種 の発見も相次いでいるとのことだ。
網戸やガラス戸にとまった2匹はじ〜として動かない。 戸を動かしたり揺すったりしても飛び立つことはない。 もう生命の役割をほぼ終えて、昔の水中生活を懐かし んでいるのかもしれない。
高積雲(羊雲)の夕焼け
蛇
多摩川の川面を移動する霧
ドクダミに八重の花が
これが普通の花の形。花弁(のように見えるホウ)は4枚。
ドクダミの花は子供の頃から馴染み深いが、八重の花があるとは知らなかった。
一般に「八重咲き」というのは突然変異で出現し、雄しべや雌しべが花びらに変形したもののようだ。
子供の頃、擦り傷をつくった時などドクダミの汁をなすりつけるようなことをした思い出がある。ドクダミの焼酎などにつけてチンキを作る方もおられるようだ。機会があればつくってみよう。
これは5枚のホウを持つドクダミ。
トンビとカラスの空中戦
トンビ「おい、やめろよ、やめろよ・・」
トンビ・カラス「今日のところはこれで。また会おう・・」
昔々、トンビは染物屋をやっていて鳥たちに美しい柄を色付けしてやっていた。カラスが自分もおしゃれをしたいと、トンビのところに色付けを頼みにきた。 その時トンビはどうしたことか染料を間違えてカラスを真っ黒に色付けしてしまった。英語でもクローと呼ばれる始末。 怒ったカラスは、それ以来トンビに出会うと「どうしてくれるんだ!」と襲いかかるんだとさ。
ヘビトンボ
ウィキペディアによると、ヘビトンボ目・ヘビトンボ科の昆虫で、噛み付く習性が名前の由来とか。食いつかれなくてよかった。
幼虫はきれいな河川の上流に生息する。清冽な水質の指標生物の一つである、との記事は注目される。
源平咲きの桜???
4月16日(左の写真)近所の家に咲いているこの八重桜、濃い紅色と白の花が同じ株に咲いている!奇妙なのは、白花は大輪の八重桜である一方、赤花は 小さく未熟であることだ。しばらく観察を続けよう。
4月24日(右の写真) 9日間で、濃い赤色の花が開くと薄ピンクの八重桜になることがわかった。この色の変化は面白く不思議だ。「源平咲き」ではない。
源平咲きの梅
ニリンソウ
公園に取って返してあちこち回るが今度は6枚の花が見つからない。見たのは5枚の (3枚目の写真)ものでこれがここでは「主流」であるようだ。別のサイトでは、萼片の数は5〜6枚、 とあり6枚のものの写真もある。5枚のと6枚のものでは萼片の形も違うようだ。 萼片7枚のものもあった!(4枚目の写真)
源平咲きのモモ
ハナモモ
釜の淵公園の桜
ジンチョウゲ沈丁花(左)とミツマタ三椏(右)
ゴジラのラジオ体操
青梅の北、成木地区は丘の谷間に広がる静かな散村。成木小学校から安楽寺をまわるウォーキングに行った。午後4時過ぎごろ、夕日のなかに現れたこの景色に見とれてしまった。一瞬なんだかわからない。子供の頃あちこちで見られた風景だったような気がする。そうだこれは「桑」だ!
カタクリ 片栗
アメリカの自然公園を歩いているとき見つけた黄色のカタクリが左写真である。ニューヨーク州、Teatown Lake Reservtion (2018.4.28)
紅辛夷 ベニコブシ (Magnolia kobus)
房桜 フサザクラ (Euptelea polyandra)
桜とは全く無関係の種類で、早春に赤く華やかに桜に見立てたのだろ。一属一種で古代植物の一つという。