電磁力の応用の典型的な例であるモーターを製作し、その原理を理解する。 

1)簡単なモーターの製作

2)生徒実験の様子

             
   

3)生徒の感想(実験報告より)

こんなに簡単にモーターが作れるとは思わず、驚いた。最初は、なかなか回らず、回すために調整するのに時間がかかり、とても難しかったが、勢いよく回ってくれた時とても感動した。小さなことだが物理の実験で感動したことが初めてだったため、とても新鮮な気持ちになった。今後も感動する実験があることを心から期待している。   ー 鈴木志成(2013、11年生)

クリップモーターのコイル部分をバランスよく作り、接触をよくするのは難しかったが、実際に回りはじめた時は達成感を感じた。電流の向きや、磁場の向きを変えることで変わるコイルの回転方向を実際に東平の右手の法則を使って確かめることで、この法則の使い方が分かった。また、そのほかの実験を通して右手親指の法則を理解することができた。指を使って電・磁・力を表した法則を考えた人はすごいと思った。         ー 中山利輝(2014、11年生)

子供の時になんで扇風機は周りに何もないのに自分から周り続けるんだろうとパパに聞いたことがあるが、パパはいつかわかるようになるよと答えただけでそれからずっと不思議に思っていた。今から思うともしかしたらその時パパも答えを知らなかったのかもしれない。パパに電話して聞いてみた。パパはネットで調べたらわかるよと答えた。やっぱりパパは食品会社とケーキ屋のことで頭いっぱいでフィジックスについては何も知らなくてその時私の質問をごまかしていた(笑)。自分はもうパパを超えた知識を持っていることに気づきうれしかった。今回の実験では扇風機を動かす仕組みをよく理解することができとてもいい実験でした!また、最初は回らなかったモーターが回り出した瞬間にものすごい達成感を感じた。  ー Shutomo Iwai (2017、11年生)