山荘生活
昨夜は、アトランタ空港まで娘をピックアップしに深夜のドライブ。昼間は感謝祭の旅行客で道路が混んでいたというが、深夜にはその混雑もなく往復ともおよそ2時間であった。
人間8人は、おしゃべり、得意料理、ゲームなどで楽しく過ごした。
山荘には、広いリビングのほか2階と地階に部屋があり申し分ない設備であった。
山荘生活
昨夜は、アトランタ空港まで娘をピックアップしに深夜のドライブ。昼間は感謝祭の旅行客で道路が混んでいたというが、深夜にはその混雑もなく往復ともおよそ2時間であった。
人間8人は、おしゃべり、得意料理、ゲームなどで楽しく過ごした。
山荘には、広いリビングのほか2階と地階に部屋があり申し分ない設備であった。
リッチモンドまでは雨中のドライブ(11月30日、日曜日)
朝8時半、雨。別れを惜しみながら山荘を出発。20分ほどでサウスカロライナ州(今回の旅行で10番目の州)に入る。Greenville付近は、以前仕事でよく来たところ。昔の仕事仲間のことを思い出す。
10:30にノースカロライナ州へ。ダーラムDurhamで高速道路を降り休息。具合よくYMCAを見つけたのでここでインターネットを利用する。今晩のリッチモンドでの宿泊を予約するためだ。良い宿がとれた。
(旅のTips ー 今回の旅行でこの日だけは宿を予約していなかった。ジョージア州を何時に出発するか未定であったためだ。出発前は、ワシントンまで西よりの「近道」を通って田舎町で宿をとろうかと考えていた。しかし、大都会のリッチモンドの方が「良い宿に安く泊まれる」ことがわかった。都会の方が競争が激しいためであろう。)
17:30、バージニア州へ。ノースカロライナからバージニアにかけては、ハイウェイに沿って松並木が多いのがちょっと意外だ。リッチモンドの宿に19:00着。今日は、雨の中のドライブだった。移動日だから良しとしよう。
朝8:50、リッチモンドの宿を発つ。ここは、南北戦争のときの南部連合の首都。市内の激戦地などに思いを馳せるが、今回は寄らずに一路ワシントン Washington D. C. へ。
10:00ごろ、ワシントン中心部の駐車場に車を置き、「国立女性美術館」National Museum of Women in the Artsを見学。印象に残ったのは、メキシコの画家、フリーダ・カーロの「自画像」(右写真)。今年2月に彼女の博物館を訪問したから。この絵で彼女が持っている紙には、「この絵をレオン・トロツキーに捧げる」とある。ロシアの革命家、トロツキーがフリーダの家に住んだのが1936~1939年、この絵の制作が1937年とあるので、同じ家に住んでいたころに描かれたのだ。ディエゴ・リベラ夫人であるフリーダとトロツキーは不倫の仲となり、そのためにトロツキーは転居することになったという。この絵は、そのような恋人の物語と世界史を思い起こさせる。
午後は、久美子は他の美術館、私は「スパイ博物館」へ。スパイは大変な仕事だな。その後、ホワイトハウス方面に歩く。ワシントンの首都らしいたたずまいを見て、日本が新しい首都を持つ可能性などについて考える。
ディナーはホテル近くにあるイタリアレストラン(Trattoria Alberto, 506, 8th St SE)へ。なかなか良い店だ。静かな雰囲気だが、地元のイタリア人を中心に人気の店のようで繁盛していた。サービスをしてくれたアレクサンダーはいかにもイタリア人という感じでジェスチャーたっぷりの会話だ。祖父がシチリア島・コルレオーネ出身ということで映画ゴッドファーザーの話などをした。久美子は、いつものようにデザートに自家製の「ティラミス」を楽しんでいた。
ワシントンからニューヨークへ(12月2日、火曜日)
14:30ごろワシントンを出発。メリーランド州ボルチモアBaltimoaを15:30、16:25にサスケハナSusquehanna川を渡る。16:40にデラウエア州(今回の旅行で11番目の州)に入り、すぐ大きなデラウエア川を渡るとニュージャージー州。この州の高速道路New Jersey Turn Pike はすばらしい。乗用車用3車線、トラック・バス用3車線で、途中にある料金所もパス(EZ Pass)を装着していれば時速65マイル/hで通過して自動課金してくれる。(第1日目に、ニュージャージー州をあまり良く書かないですみません。この高速道路は特筆ものだ)
19:00すぎ無事わが家に到着した。
(前のページ)
フリーダ・カーロ「自画像」