シェナンドア国立公園フロントロイヤルの宿を朝8時に出発。昨夜の雨がうそのように雲一つない快晴だ。町の南からすぐシェナンドア国立公園のスカイラインが始まっている。 この国立公園は南北に走る山脈上にあり、その東西の展望に優れている。
下の写真は西方の展望で、遠方にアパラチア本山脈、眼下にシェナンドア川とその谷を望み美しい。この谷は、南北戦争時に南軍が北に侵攻するために利用した「ハイウェイ」だったという。
国立公園の東方には、小山が連なり凹凸の多い台地を展望できる。ピエドモントPiedmont(= Foot of Mountainの意)と呼ばれる台地である。スカイラインをドライブする間、鹿をたくさん見かけた。
スカイラインは60マイル以上あるが、その1/4ぐらいで下山道を西に降りる(9:30)。シェナンドアの谷を横断しニューマーケットへ。
この町も1864年に南北戦争の戦いがあった。北軍のジーゲル率いる6000に対し南軍のブリッキンリッジ率いる4500は劣勢にもかかわらず善戦し勝利した。このとき、南軍には十四才から十八才までの少年兵250もいたという。
国道81号線 を南へ。この国道は、ドライブしながら周囲の様子がよくわかり楽しいドライブである。14:30ごろ、Hungry Mother State Parkというおもしろい名前の公園標識を見る。15:20にテネシー州に入る。今回のドライブでは第7番目の州だ。すぐに国道は大変な渋滞になる。およそ30分の渋滞運転。渋滞の原因はクリスマスツリーを満載したトラックが横転していたためであった(右写真)。
南部料理を楽しむ
17:00、ノックスビルKnoxville南方アルコアAlcoaにあるホテル(Courtyard de Marriott) に到着。昨夜のモーテルに比べて格段に設備が良いと久美子はご満悦。ここでレストランを紹介され、繰り出す。”Foothills Milling Co. Restaurant”(315, Washington St.)で、上品でおいしい料理を楽しむことができた(右写真)。前菜でいただいた青トマトのフライ、ウサギのレバーのフライ、本菜の料理(内容は忘れた)は南部料理。すっかり満足した。