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パノラマ写真の下に示した数字の方位

 

  

    2020. 4. 19 

とうのすやま

多峯主山 (270.7 m)

埼玉・飯能市

飯能市の多峯主山は、市街地に近い低山にもかかわらず展望に優れていると聞いて訪れた。東飯能駅から歩き始め、市民会館、天覧山経由でおよそ1時間で山頂に着いた。東京都心、白く輝く富士山、丹沢、奥多摩、奥武蔵と秩父の山々が織りなす。帰宅して写真と地図を組み合わせて山や場所の同定を試みた。

写真の下に示した数字は真北からの方位である(右図)。


A. 東〜南方向  東京都心部、飯能市街

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東京スカイツリーの方位は真北から110°で写真の方位の基準とした。広大な都心がひとかたまりに見えるのが面白い。


南〜西方向  丹沢山塊、富士山、大岳山、高尾・景信・陣馬

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大山は識別しやすいランドマークの一つだ。大室山が独立峰のように見える。大山、丹沢山塊、大室山の手前に高尾・景信・陣馬の低山が揃って望める。白銀に輝く富士の手前のは奥多摩・大岳山から伸びる馬頭刈尾根。その手前の日の出山〜麻生山の位置関係が見慣れたものと違って面白い。

 

西〜北西方向  蕎麦粒山、甲武信ヶ岳、武甲山

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棒の嶺〜蕎麦粒山〜三ツドッケ(天目山)〜酉谷山と連なる都県境尾根と有馬山の尾根が重なっていて、山座同定に苦心した。雲取山が見えるのではと期待したが蕎麦粒山東側の都県境尾根の影になり観察できないと結論した。酉谷山の左に見える冠雪した峰は甲武信ヶ岳。t-13 ~ t-9は送電鉄塔で方位を決める補助手段として利用した。

 

北西〜北方向  北西の低山、物見山、北関東の山

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なだらかな低山が続き場所の同定に苦心した。送電鉄塔、t-8 ~ t-1、が方位の決定に役立った。それぞれの地図上の位置はGoogle Earthと国土地理院の地図を対照させて決定した。丘陵の北端近くの谷間の向こうに冠雪した山が見える。写真では木の陰になっているが双眼鏡ではっきり確認できた。赤城山?かと思ったが方位(真北から11°)から地蔵岳と同定した。

 

山と場所の方角。山や場所の道程のために基準としたランドマークは、東京スカイツリー、大山、大室山、富士山、大岳山。

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