2種類の長さの針金からなるヘッドマッサージャーを用いて共振実験を実施した。
1)ヘッドマッサージャー
Fig.1 ヘッドマッサージャー
Fig.2 ボール紙の箱に2本立てたが
これでは2本の間に共振は起こらない。
ボール紙が振動を吸収するからか。
Fig.3 取っての筒に木の棒を差し込んで2本を連結させた。これでは2本の間で共振を起こすことが観察された。
2)共振実験
Fig.5 短い針金同士の共振
Fig.6 長い針金同士の共振
Fig.7 短い針金の振動数をストロボスコープで測定(42 Hz)
Fig.8 スピーカーに42 Hzの振動を与えると・・・
まとめ
同じ長さの針金は同じ「固有振動数」を持っていて、その振動数で振動を起こす。共振現象は針金同士だけでなく、振動数が同じスピーカーとの間でも起こることが示された。「共振現象」のデモンストレーションとしてわかりやすい。 (実験:2015年8月)